专利摘要:

公开号:WO1988000659A1
申请号:PCT/JP1987/000474
申请日:1987-07-06
公开日:1988-01-28
发明作者:Seiichi Kitano;Toshiki Yamaguchi
申请人:Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho;
IPC主号:F16F15-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] クラッチディ スク
[0003] 技術分野
[0004] 本発明はク ッ ショニングプレー トをサイ ドブレ— 卜に対し て傾斜するように設けたクラ ッチディ スクに関する。
[0005] 背景技術
[0006] 従来のクラ ッチディ スクでは第 6図に示すように、 サイ ド プレー 卜 1 0 0の外周部にク ッ ショニングプレー ト 1 0 2が 円周方向に間隔を隔てて固定され、 ク ッ ショニングプレー ト 1 0 2の取付部の間にス ト ップピン 1 0 4を配置している。 したがって、 サイ ドプレー ト 1 0 ◦の外周部を円錐面状に 傾斜させる所謂コニカル押しを施して、 ク ッ ショニングプレ ー ト 1 0 2をサイ ドプレー ト 1 0 0に対して傾斜させる場合 に、 ス ト ップピン 1 0 4が邪魔になってコニカル押しを行な う ことができず、 ス ト ップピン 1 0 4を図中の 2点鎖線で示 すように半径方向内方へ移動させなければならない。
[0007] 本発明はサイ ドブレー ト外周部にコニカル押しを行なって もス ト ップピンをサイ ドブレ— ト外周部に配置できるクラ ッ チディ スクを提供することを目的と している。
[0008] 発明の開示
[0009] 本発明は、 スプライ ンハブの半径方向外周に伸びた円扳状 のハブフランジを設け、 ハブフランジを挟むサイ ドブレ— 卜 の内、 一方のサイ ドブレ - トの半径方向外方に、 円周方向に 分割されたク ッ ショニングプレー トを固定し、 このク ッ ショ ニングプレー トに摩擦フエ ーシングを固着し、 前記一方のサ ィ ドプレー トのク ッ ショニングプレー ト取付部の間に両サイ ドブレ一 トを円周方向に連結するス ト ップピンを設けたクラ ツチディ スクにおいて、 サイ ドプレー トのス ト ップビン嵌合 部に段付状のコイニング部を形成し、 クッ ショニングプレー 卜が取付けられるサイ ドブレ - 卜の外周部をコニカル面伏に 形成し、 ク ッ ショニングプレー をサイ ドブレ— トに対して 傾斜するように設けたことを特徵とするクラ ッチディ スクで ある。 サイ ドプレー トのス ト ップピン嵌合部に段付状のコィ ニング部を形成したので、 サイ ドブレー ト外周部をコニカル 加工しても、 ス ト ップピンが邪魔にならない。 即ちサイ ドプ レー トのス ト ップピン嵌合部に段付状のコィニング部を形成 し、 ク ッショニングプレー トが取付けられるサイ ドブレー ト の外周部をコニカル部に形成し、 クッ ショニングプレー トを サイ ドプレー トに対して傾斜するように設けたので、 サイ ド プレー 卜の外周部に一定範囲で所諝コニカル押しを施した場 合でも、 ス ト ップピンの外周面とコイニング部の端面の間に は間隔が隔てられており、 端面とス ト ツプピンが干渉するこ とを防止できる。
[0010] したがって、 第 6図の.従来のようにス ト ップビンをサイ ド プレー 卜の半径方向内方へ移動させる必要がなく なり、 クラ ツチディ スク全体の設計自由度を向上させることができる。 図面の簡単な説明
[0011] 第 1図は本発明を採用したクラッチディ スクの縱断面図、 第 2図は第 1図の Π矢視図、 第 3図は第 2図の m部拡大図、 第 4図は別の実施例を示す構造略図、 第 5図は第 3図の V— V断面図、 第 6図は従来例を示す構造略図である。
[0012] 発明を実施するための形態 本発明をより詳細に説述するために以下添付図面に従つて これを説明する。
[0013] 本発明を適用した 2段ヒステリ シス型のクラ ッチディ スク の縱断面を示す第 1図 (第 2図の I 一 I断面図) において、 1 0はスプライ ンハブである。 スプライ ンハブ 1 0の内周面 には変速機 (図示せず) の入力軸 0にスプライ ン嵌合するス プライ ン内歯 1 2が形成されている。 スプライ ンハブ 1 〇に は半径方向外方に伸びたハブフランジ 1 4がー体に形成され ており、 ハブフラ ンジ 1 4の両側にはクラ ッチプレー ト 1 6 リテイ ニングプレー ト 1 8 (いずれもサイ ドプレー ト) が配 置されている。
[0014] ヽブフランジ 1 4 とクラ ッチプレー ト 1 6の間には、 ヽブ フラ ンジ 1 4側からブッ シュ 2 0、 サブプレー ト 2 2、 フ リ ク シヨ ンヮ 'ソ シャ 2 4 (第 1摩擦部材) が介装されている。 またハブフラ ンジ 1 4と リテイニングプレー ト 1 8の間には、 ハブフランジ 1 4側からフリ ク ショ ンヮッ シャ 2 6 (第 1摩 擦部材) サ 2 8、 フリ ク ショ ンヮ ッ シャ 3ブプレー ト 0 (第 2摩擦部材) 、 コーンスプリ ング 3 2が順次に介装されてい サブプレー ト 2 2とサブプレー ト 2 8はサブピン 3 4で挟 み付けられており、 サブピン 3 4はハブフランジ 1 4の窓孔 3 6 (第 2図) を貫通している。 サブピン 3 4は第 2図に示 すように円周方向に等間隔を隔てて 3箇所に配置されている。 またサブピン 3 4の間には、 同様に等間隔を隔ててサイ ドピ ン 3 8が設けられており、 サイ ドビン 3 8で第 1図のクラ ッ チプレー ト 1 6、 リテイニングプレー ト 1 8を挟み付けてい る。 サイ ドビン 3 8はハブフラ ンジ 1 4等の窓孔 4 0 (第 2 図) を貫通している。
[0015] サブプレー ト 2 2、 2 8の外周部に形成された切欠き 4 2 (第 1図) とハブフランジ 1 4の窓孔 4 4 (第 2図) の間に は比較的ばね力の弱い初期状態復帰用のリ ターンスプリ ング 4 6がシー ト 4 8を介して縮設されている。 またハブフラ ン ジ 1 4とクラッチプレー ト 1 6、 リテイニングプレー ト 1 8 の間には、 第 2段目の大トーショ ンスプリ ング 5 0、 小ト一 シヨ ンスプリ ング 5 2および第 3段目の 卜ーシヨンスブリ ン グ 5 4がそれぞれ所定の捩り角度範囲でばね力を及ぼすよう に設けられている。
[0016] 大ト一ショ ンスプリ ング 5 0、 小トーショ ンスプリ ング 5 2はハブフラ ンジ 1 4の窓孔 5 6 (第 2図) およびクラ ッチ プレー ト 1 6、 リテイ ニングプレー 卜 1 8の窓孔 5 8に配置 されている。 トーシヨ ンスプリ ング 5 4はハブフランジ 1 4 の窓孔 6 0 (第 2図) およびクラッチプレー ト 1 6、 リティ ニングプレー ト 1 8の張出し部 6 2に収容されている。 この 大トーシヨ ンスプリ ング 5 0、 小ト一シヨ ンスプリ ング 5 2 およびトーショ ンスプリ ング 5 4は円周方向に等間隔を隔て て 3箇所に設けられている。
[0017] クラッチプレー ト 1 6の外周部にはリベヅ ト 6 4でク ヅシ ョニングプレー ト 6 6が固定されており、 ク ッ ショニングプ レー ト 6 6の両面にはェンジンのフライホイール (図示せず) に圧接する摩擦フエ ーシング 6 8と、 プレッシャープレー ト (図示せず) に圧接する摩擦フエ ー シ ング 7 0とがリベッ ト 7 2で固定されている。 ク ッ ショニングプレー ト 6 6は第 2図に示すように円周方 向に 9枚に分割されている。 互いに隣接するク ッ ショニング プレー ト 6 6の間には、 クラ ッチプレー ト 1 6、 リティニン グプレー ト 1 8に 「かしめ加工」 で固定されたス ト ップピン 7 4が配置されている。
[0018] ス ト ップピン 7 4はハブフランジ 1 4の切欠き 7 6に嵌ま り込んでおり、 切欠き 7 6の範囲でハブフランジ 1 4 とクラ ツチプレー ト 1 6、 リテイニングプレー ト 1 8の回動を許容 し、 切欠き 7 6の端面とス ト ップピン 7 4が圧接する状態で はハブフランジ 1 4とクラ ッチプレー ト 1 6、 リテイ ニング プレー ト 1 8を円周方向に連結するようになっている。 この ス ト ップピン 7 4、 切欠き 7 6は円周方向に等間隔を隔てて 3箇所に設けられている。
[0019] 第 2図の IE部拡大図である第 3図のように、 クラ ッチプレ — 卜 1 6の外周部の Lの部分には、 円錐面状をなすように所 謂コニカル押しが例えばプレス加工によってなされている.。
[0020] Lの範囲のコニカル部 8 0は、 第 5図に示すように前述のプ レツ シャ一プレ一 ト方向に極僅かな傾斜角度 ( 1。 〜 3。 程 度) で傾斜しており、 クラ ッチ開放時のプレッ シャープレー ト (図示せず) の戻し動作を促進するようになっている。 コニカル部 8 0とス ト ップピン 7 4が重なり合つている部 分には例えばプレス加工による段付状のコイニング部 8 2が 形成されている。 コイニング部 8 2の端面 8 4とス ト ップピ ン.7 4の外周面との間には間隔 5 (第 3図) が隔てられてお り、 ス ト ップピン 7 4をコニカル部 8 0に嵌合させてもス ト ップピン 7 4とコニカル部 8 0が干渉しないようになってい る o
[0021] 次に作用を説明する。 第 3図に示すように、 クラッチブレ ー ト 1 6の外周部に Lの範囲で所謂コニカル押しを施した場 合でも、 ス ト ップピン 7 4の外周面とコィニング部 8 2の端 面 8 4の間には間隔 Sが隔てられており、 端面 8 4とス ト ツ プピン 7 4は互いに干渉しない。
[0022] したがつて、 従来のようにス ト ップピン 7 4をクラ ッチプ レー ト 1 6の半径方向内方に配置する必要がなく なり、 クラ ツチプレー ト 1 6にコニカル押しを施した場合でもクラツチ ディ スク全体の設計自由度が増す。
[0023] 本発明は以上の 1実施例に限定されず、 例えばクラツチプ レー ト 1 6の外周部に全周にわたってコニカル押しを施す場 合に限らず、 第 4図に示すようにク ッ ショニングプレー ト 6 6の取付部 9 0 ( 2点鎮籙ハッチングで示す) だけにコニカ ル押しを行なうこともできる。
[0024] 産業上の利用可能性 。
[0025] 以上のように本発明にかかるクラッチディ スクは、 傾斜状 のク ッ ショニングプレー トを有するクラ ツチディ スクにおい て全体の設計自由度を向上できることにより、 特に各種自動 車用クラッチに採用すると有用である。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
1. スプライ ンハブ ( 1 0) の半径方向外周に伸びた円板状 のハブフラ ンジ ( 14) を設け、 ハブフラ ンジ ( 14) を挟 むサイ ドプレー ト ( 1 6、 18) の一方のサイ ドプレー ト ( 1 6) の半径方向外方に、 円周方向に分割されたク ッ ショ ニングプレー ト (66) を固定し、 このク ッ ショニングプレ 一 卜 (66) に摩擦フエ — シ ング (68、 70) を固着し、 前記一方のサイ ドプレー ト ( 1 6) のク ッ ショニングプレー ト取付部の間に両サイ ドプレー ト ( 1 6、 1 8) を円周方向 に連結するス ト ップピン (74) を設けたクラ ッチディ スク において、 前記一方のサイ ドプレー ト ( 1 6) のス ト ップピ ン嵌合部に段付状のコイニング部 (82) を形成し、 ク ッ シ ョニングプレー ト (66) が取付けられるサイ ドプレー 卜 ( 1 6) の外周部をコニカル面状に形成し、 ク ッ ショニング プレー ト (66) をサイ ドプレー 卜 ( 1 6) に対して傾斜す るように設けたことを特徽とするクラ ツチディ スク。
2. ク ッ ショニングプレー ト (66) を取り付けるサイ ドプ レー ト (1 6) の外周部を、 全周にわたってコニカル面状に 形成した請求の範囲第 1項記載のダンバ—ディ スク。
3. ク ッ ショニングプレー ト (66) を取り付けるサイ ドプ レー ト ( 1 6) の外周部の内、 ク ッ ショニングプレー ト (6 6 ) の取付部 (90) だけコニカル面状に形成した請求の範 囲第 1項記載のダンパーディ スク。
4. ク ッ ショニングプレー ト (66) を取り付けるサイ ドプ レー ト ( 1 6) の外周部を、 他方のサイ ドプレー ト ( 1 8) 側に傾斜するコニカル面状に形成した請求の範囲第 2項又は 第 3項記載のダンパーディ スク
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法律状态:
1988-01-28| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE US |
1989-04-27| REG| Reference to national code|Ref country code: DE Ref legal event code: 8642 |
优先权:
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